以下の記事は投稿するか迷っていたもの。
でも、今朝、ファミマの「お母さん食堂」というPB名に対して高校生が性別役割分業の固定観念化になるではないか、と抗議していたという記事を読んで、出そうと思った。
で、上記は、今の日本では、受け入れられず、叩かれたらしい。署名を集めたけど目標数には達しなかったらしい。
そこなんだよね。悲しさは。日本はことの重大さを分かってないし、何より被害を一番被っている女性が声を上げられない。
それは、家庭内で不和が起こるから。
一番の被害者は働いていて子供もいて家事もやっていて、会社では家庭優先だと見られて責任重めの仕事は振ってもらえないけどかといって子供いると転職もできないし仕事辞めるのは非現実的で、夫は家事育児センスない(そういう教育受けてきてないしお手本も見てきてない)から任せられないし、、、、っていう女性だけど、声をあげようもんなら離婚とかクビとか、そういう脅威にさらされてるよね。
*先日書いて出すか迷っていたのが以下の文。
What's in my bagの内容だったけど、紹介する濱家さんのバッグは妻からの誕生日プレゼントとのこと。
それを聞いて山内さんが、「奥さん専業主婦やろ?だったら、自分が稼いだお金で誕生日プレゼントもらうのどうなん?」みたいな発言をしてた。
濱家さんがそれに対して「妻は家を支えてくれているから、自分が稼いだお金は家の(家族の)お金」と言っていた。
これに対し、コメント欄では山内さんに対して同意し、濱家さんに対しては理想だと称賛する声が多数。
ここから言えるのは、まず現実の日本では山内さんのような意見が男女問わずマジョリティなのだろう。
で、濱家さんの考えについては、男性からすれば理想(だが現実的ではない)、女性からすれば濱家さんのような男性と結婚したい(そして専業主婦になりたい)、というところだろう。
日本のジェンダー意識の低さを目の当たりにした。
ここからは私なりのサマリと意見。
[山内さん]
・自分の年収=自分のお金(妻の年収=0円)
・自分のお金で妻を養っている
・養っている対象から誕生日プレゼントをもらうのは微妙(自分が出したお金が物で返ってくるだけ)
→専業主婦の妻が、ペットか奴隷に思えてならない。
[濱家さん]
・自分の年収=自分と妻のお金=家のお金
・家のお金でみんな暮らしている
・家のお金から自分に誕生日プレゼントを貰えるのは嬉しい
→夫婦で話し合って、夫はお笑い芸人で妻は専業主婦(職業=家事)と決めたのならば、この考え方が至極当然だと思う。
洗濯や料理や掃除など、シングルであればやらなければならないことを専業主婦が担っているのだから。
→夫婦・家族がチームのように協力していると見える
ここからして、
・男は働き女は家を守る、という認識に疑問を持つ人は男女ともに少ない。
・よって、女性の社会進出の機会が失われていることについては何も感じない。
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追記
ジェンダーの話とは関係ないけど。。
最近、片付けトントンさんという、愛知県の片付け業者のブログを見た。
それによると、贈答品には、"見えない(付加)価値"=これあげたら喜ぶかな、とかそういう思いやり・愛があるのだと書いてあった。
https://note.com/kataduketonton/n/nfedb6dd95a21
だから、稼いでるのが男だろうが女だろうが、どっちか片方が稼いでようが、プレゼントってのは、そのモノの金額・モノの価値だけじゃないんだってことですね!
にしても、日本のジェンダー意識はいつになったらグローバルレベルになることやら。。。
https://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2019/202003/202003_07.html